市民のためのがん治療の会はがん患者さん個人にとって、
  最適ながん治療を考えようという団体です。セカンドオピニオンを受け付けております。
   放射線治療などの切らずに治すがん治療の情報も含め、
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市民のためのがん治療の会
最長1年間休職できる「寄り添い休業制度」をアステラス製薬が新設
『家族ががんなどで余命宣告を受けると最長1年「寄り添い休業」』
市民のためのがん治療の会はやがて創立10年を迎えるが、その間、1400件近くのセカンドオピニオンを提供してきた。その中には「ご家族との有意義な時間を大切に」としか回答できない事例もたくさん含まれており、その都度、血を吐く思いで回答をお返ししてきた。 医学にも限界があり、神様でも魔法使いでもないのだからやむを得ないことも理解しているつもりだ。ただ、働きながらこうした家族や近親者を介護するのは、並大抵のことではない。 アステラス製薬がこのたび導入した「寄り添い休業」は、安心して一定期間を家族との大切な時を共有することができるための一つの試みではなかろうか。 休業中は無給になることなど、改善の余地もあろうが、投じられた一石によって、さまざまな工夫もなされることを期待したい。(會田昭一郎)
アステラス製薬 (本社:東京都、社長:畑中好彦、以下「アステラス製薬」)が、2013年4月1日より新たな制度「寄り添い休業(家族余命宣告時)」を導入した。
寄り添い休業(家族余命宣告時)は、社員の家族が6か月以内の余命宣告を受けた際に、当該社員の精神的苦痛や時間的制約に配慮し、家族との限られた時間を過ごすことを目的として新設されたもの。対象は国内のアステラスグループ社員約8,100名で、取得希望者は対象者1名に対して1週間以上6か月以内の範囲で1回取得することができる。本制度の休業期間は、最大1年まで延長可能としているが、実際の延命期間には個人差もあるため、期間を空けての再申請も可能な制度。制度検討のきっかけの1つには、末期がんで余命宣告をされた家族を持つ社員から既存の介護休業では休業取得ができないという相談も含まれていたという。アステラス製薬は、がん領域においてもグローバル・カテゴリー・リーダーとなることを目指して新薬研究に取り組んでいる製薬企業だが、病気と闘う家族とともに生きる社員の要望にも前例に拘らず誠実に対応するため本制度を新設したという。

以下にアステラス製薬ホームページに掲載されていた患者向け情報をいくつか紹介する。

■病気と闘う勇気をつなぐサイト「勇気つながれ.com」
https://www.yuuki-tsunagare.com/
患者自身やそのご家族から、同じ病気と闘う人々への真摯なエールが掲載されている

■前立腺がん患者向け冊子「前立腺がんと上手につきあおう」(監修者:垣添忠生先生・島田晴雄先生)
http://www.astellas.com/jp/corporate/pdf/socialize_well.pdf

■”病気が教えてくれたこと”をテーマに、患者自身やそのご家族が投稿したエッセイ約700件がが掲載されている「こころの辞典」
http://www.astellas.com/jp/corporate/brand/essay/kokoro/about.html


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